捨て看板材質

【材質紹介】不織布とは?材質の特徴、インクジェット印刷との相性について解説

材質

不織布(ふしょくふ)は、その名の通り「織っていない布」を指します。原材料や製造方法を変化させることで耐久性を調整可能な材質の為、最近だとマスクやトートバッグなどの材質として日常生活の様々な場面で耳にする機会が増えてきていますよね。

本記事では、不織布がどのような製品に活用されているのか、そのメリットとデメリットを解説します。インクジェット印刷との相性についても紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。

特徴

生地の構造

不織布は繊維を一定方向またはランダムに重ね合わせて、接着剤や熱で結合させてシート状にしたもので薄くて透け感のある材質です。表面に無数のダイヤ型の小さな穴が空いている為、通気性・吸水性・保湿性に優れています。

印刷時の発色

インクジェット印刷によるフルカラーでの出力に対応可能なので、色数の制限なく写真やグラデーションなどのデザインを印刷可能です。ポスター・タペストリー・カレンダー・巾着袋・ふろしきなどの様々な製品に使用されています。

メリット

安価

ターポリンなどの厚手の生地と比較すると耐久性は落ちますが、その分安価で製造可能です。耐久性も1ヶ月程度なら屋外使用でも問題ありません。短期間で開催されるイベント広告用の捨て看板の材質としても人気です。

通気性・吸水性・保湿性が高い

前述の通り「通気性・吸水性・保湿性」が良く肌への負担も少ない為、市販のマスクの一般的な材質として活用されています。

柔軟性と多様なデザイン

ターポリンは柔軟性に富んでおり、横断幕やプレート看板など、様々な形状に自在に対応できます。デザインの自由度が高く、ロゴ、グラデーション、写真などを全てフルカラーで鮮やかに表現できるため、ブランドイメージやキャンペーンのコンセプトに合わせた販促物を印刷制作できます。

加工が容易

薄くて軽量な為、小さく折りたたんで持ち運んだり、収納することもできます。特殊な工具類は不要でハサミやカッターで簡単にカット可能です。

デメリット

耐久性が低い

その構造上、何度も繰り返し使用するタイプの製品には向いていません。商品の種類にもよりますが数回程度の使用で買い替えを行うのが一般的となります。

その他の材質

ターポリン

発色の良いしっかりとした厚みのある材質で、捨て看板・横断幕・養生シートなど様々な販促物で使用されている材質です。弊社の捨て看板の標準仕様の材質となります。

メッシュターポリン

ターポリンは風に煽られやすいという性質がある為、風が強い場所に設置する看板や幕などには、メッシュターポリンが向いています。表面に約1mmの無数の小さな穴が開いており、風を通しやすい性質を持ちます。反面、透け感のある外観になる為、近くで見るとデザインの印象が少し弱くなってしまうというデメリットもあります。

メッシュターポリン

不織布を使用した製品

エコバッグ・トートバッグ

シルクスクリーン印刷との相性が良い不織布製バッグは、販促物やノベルティとして人気商品です。シンプルなデザインで色数が少ない場合は価格を抑えて注文可能です。通気性があり、洗濯可能で再利用が可能なため、環境にやさしいSDGsに繋がる製品としても注目されています。

マスク

不織布製マスクは、近年の健康意識の高まりや新型コロナウイルス対策の影響から、一般的な衛生用品として広く使用されるようになりました。そのほとんどが不織布で作られており使い捨て可能でありながら、通気性が良く肌への負担が少なく、長時間の着用にも適しています。

捨て看板

イベント成功の鍵!オリジナル捨て看板を製作時のポイント
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「マラソン大会」「花火大会」「交通規制」「お祭り」などでイベント開催に伴い街中でよく見かける縦型の立て看板です。設置や撤去が簡単でコスパの良い販促物として人気商品です。

インクジェットプリンターによるフルカラー印刷が可能で、色数に制限はありませんのでロゴ、写真などカラフルでより目立つデザインにも最適です。

1ヶ月程度の短期開催のイベントであれば屋外でも十分耐えられる仕様です。耐久性に不安がある場合はターポリンやアルミ複合版に材質変更も可能です。アイデア次第で大きな集客効果が見込める販促物であり、イベントだけでなく選挙事務所前の候補者様の看板としても人気の商品です。

まとめ

不織布は私たちの日常生活でも意外と身近に存在する材質だと分かったのではないでしょうか?その特性から、日用品だけでなく様々なノベルティなどの販促物としても利用されています。

弊社では、無料の生地見本をご用意することも可能ですので、是非気軽にお問い合わせ下さい。